院長紹介

歯科医師を職業に選んだ理由・きっかけ
幼い頃から歯の不調により、食事に困ったり、食べたいものを我慢せざるを得なかった方々を多く目にしてまいりました。美味しく食事を楽しむためには、健康な歯でしっかりと咀嚼することが欠かせません。食事は人生の中で大きな喜びの一つであり、また、栄養をきちんと摂取するための重要な消化器官の一部でもあります。そうした悩みを抱える患者様のお力になり、人生をより良いものにするお手伝いができればと思い、歯科医師の道を志しました。
大学・大学院で学び得たもの
大学院では歯周病学を専攻し、歯周病専門医の資格を取得いたしました。それは、歯周病治療の分野がすべての歯科治療の根幹をなす非常に重要な領域であると考えたからです。どれほど見た目を美しく整えても、土台となる歯周組織が健康でなければ、良好な治療結果を得ることは難しいからです。治療はブラッシング指導や歯石除去から始まり、歯周組織再生療法に至るまで、すべて先人たちがエビデンスに基づいて築き上げてきた知見に基づいて行われます。大学院では、そうした知見を学ぶとともに、その発展に貢献すべくエビデンスを生み出す側としての経験を積むことができました。この経験を通じて、科学的根拠に基づいた治療を患者様に提供するという信念を強く持つに至りました。
歯科医師としての学びと喜び
「食事がうまく摂れない」「歯並びや見た目にコンプレックスがある」など、歯の健康は人生に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。患者様が自信を持って「笑える」「しっかりと噛むことができる」と感じていただけるよう、歯周病治療のみならず、虫歯治療、インプラント治療、審美治療など、幅広い分野で研鑽を積んでおります。また、さまざまな学会や研修会、勉強会にも積極的に参加し、最新の知識や技術を学び続けています。 そうして得た知識や技術を患者様に提供し、治療を喜んでいただけたときは、私自身も大きな喜びを感じます。その瞬間が、歯科医師としてのやりがいとなり、さらに質の高い治療を提供するために日々努力を重ねております。
開業への想い
これまで培ってきた質の高い診療と患者様のニーズに合った最適な治療を提供するため、開業という道を選びました。
患者様へメッセージ
虫歯や歯周病は、いわゆる生活習慣病の一つとされています。その予防や改善には、適切な歯磨きを行うことが欠かせません。そのためには、ご自身でお口の中を清掃しやすい環境が必要です(例えば、歯並びが整っていることや、適切な噛み合わせであることなど)。
著書・論文
著書(共著)

歯科衛生士のためのペリオ・インプラント重要12キーワード ベスト240論文
クインテッセンス出版
2017年 ISBN: 978-4781205892
歯周病・インプラント関連の歯科衛生士臨床で重要性・有益性の特に高い論文を、構造化抄録として掲載。世界のインバ クトファクターを決めるトムソン・ロイター社が選出した重要論文集。

垂直性骨欠損への対応 歯周治療成功が見えてくる
医学情報社
2016年 ISBN: 978-4903553634
歯周病が進むとほとんどの症例で見られる垂直性骨欠損。 失われた骨の回復に向けた治療法とアプローチを詳細に解説。

【歯周病の新分類対応 アップデート・ザ・ペリオ~超高齢社会へのアプローチ~】 歯周外科治療 歯周形成手術の適応と実際
DENTAL DIAMOND
2023年4月号
歯周病の新分類に対応した超高齢社会への治療アプローチ。 歯周外科治療と歯周形成手術の適応と実際について詳解。

Perio ortho Synergy~包括治療のススメ~第9回歯周- 矯正におけるMTM
The Quintessence, Vol.43
2024年8月
歯周治療と矯正治療の包括的アプローチにおけるMTM (Minor Tooth Movement) の重要性について解説。
発表論文(共著含む)
First Author
High-frequency pulsed low-level diode laser therapy accelerates wound healing of tooth extraction socket: An in vivo study.
Lasers Surg Med. 2016 Dec;48(10):955-964.
Noda M, Aoki A, Mizutani K, Lin T, Komaki M, Shibata S, IzumiY.
共著
Correction: Periodontal regenerative effect of enamel matrix derivative in diabetes.
PLoS One. 2019 Jun 18;14(6):e0218798.
Takeda K, Mizutani K, Matsuura T, Kido D, Mikami R, Noda M, Buranasin P, Sasaki Y, Izumi Y.
Evaluation of bone healing following Er:YAG laser ablation in rat calvaria compared with bur drilling.
J Biophotonics. 2019 Mar 12(3):e201800245.
Ohsugi Y, Aoki A, Mizutani K, Katagiri S, Komaki M, Noda M, Takagi T, Kakizaki S, Meinzer W, Izumi Y.
経歴
2010年
奥羽大学歯学部卒業
2011年
東京医科歯科大学(現 東京科学大学)歯周病学分野入局
2016年
東京医科歯科大学(現 東京科学大学)大学院医歯学総合研究科歯周病学分野卒業 歯学博士取得
2018年
東京医科歯科大学(現 東京科学大学)歯周病学分野退局
2017年~2020年
九段デンタルクリニック、つだぬまオリーブ歯科クリニック 勤務
2020年
両国デンタルクリニック開設
2023年
東京科学大学 歯周病学分野 非常勤講師
資格
歯学博士
日本歯周病学会専門医
日本レーザー歯学会 専門医
学会
日本臨床歯周病学会会員
日本歯周病学会会員
日本口腔インプラント学会会員
日本レーザー歯学会会員
ドクター紹介
歯科医師:濱田悠也

所属
東京科学大学病院 歯科総合診療科所属
所属学会
- 日本歯周病学会 認定医
- 日本臨床歯周病学会
歯科医師:黄 竣揚

所属
東京科学大学 歯周病学分野 医員
所属学会
- 日本歯周病学会
- 日本臨床歯周病学会
日本語、台湾語、英語、中国語 対応可
矯正医:松村健二郎

経歴
- 2008年 東京歯科大学入学
- 2014年 東京歯科大学卒業
- 2014年 東京歯科大学千葉病院にて研修
- 2015年 東京医科歯科大学(現東京科学大学)顎顔面矯正学分野入局
所属学会
- 日本矯正歯科学会
- 日本顎変形症学会
- 東京矯正学会